1946-47年製 ZIPPOの解説 | Max Cady's ZIPPO PRO SHOP

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     1946-47(昭和21年〜22年)

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Extra 1946-47の解説    

 戦後もブラス(真鍮)が不足し、ジッポーはニッケル・シルバーで製造を開始します。「シルバーのような」と広告されたジッポーは、初めて現在と同様のキャンド・ボトム(凹・底面)を持つほぼ「完成型」でしたが、旧型(水平歯)のフリントホイール(発火用の歯車)は耐久性に問題があり(発火が弱くなる)すぐに製造中止になってしまします (実用される場合は新型フリントホイールに交換済のものをお勧めします)。
 1946年後期にはクロームメッキを施して再度発売を開始し、新型(現在と同じ斜めに交差)のフリントホイールが採用されていきます。 1947年後期にはケースの高さが約1mm短くなり、インサートの形状も変更されます(14穴から16穴になり ホイール上部の型が変わる)。カム(インサート左上のパーツ)も徐々にいびつな旧型から新型(現在とほぼ同型)に切り替えられていきます。
 右は1947年9月の広告で、新型のインサートが採用された商品が紹介されています。と同時にまだ旧型インサートをもつモデルも掲載されています(左の3つ)。メッキのほどこされていない 「シルバーのような」モデルも継続して販売されていたようで(左上)、従来「1946年初期」とされていたニッケルシルバーは「1946-47年」としなければなりません。当店では旧型フリントホイールをもつものを「1946年
」、旧型インサートのまま新型のフリントホイールを備えるものを「1946-47年」として表記いたします。
 3バレルのヒンジ(3つで構成される蝶番)は、1946年は中央が長く、1947年以降は徐々に中央が短いものが採用されていきます(この時期はどちらも存在します)。なお1946-47年のヒンジは第二次大戦モデル同様に鉄製です(1948年以降はニッケルシルバー製)。
 1946年モデルは後のクロームメッキ同様 表裏にブラッシュ(ヘアライン)加工がされていますが、軟らかい材質のため使い込んだり磨きこむとヘアラインがなくなっていきます。したがって新品ないし新品同様のハイポリッシュ(鏡面仕上げ)は存在しません。またインサートもオリジナルは完全な鏡面仕上げではありません。


     1946-1947前期型

         1947後期型

 旧型(左)と新型(右)

1947後期(右)に1mm短くなる

1946年の刻印

1946年後期〜1947年の刻印

© 2004 Max Cady

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