ZIPPO・ジッポー・ZIPPO ジッポー・ZIPPO ライター・ジッポ

TRUE ROMANCE

カンフー(日本映画)とエルビスの熱狂的なファンであるクラレンス(クリスチャン・スレーター)は映画館でアラバマ(パトリシア・アークエット)と出会う(実は彼の仕事先の漫画屋オーナーが誕生日プレゼントにあてがったのだ)。一晩で恋に落ちてしまった彼は、彼女の服を取り返すため ヒモであるドレクセル(ゲーリー・オールドマン)の所へ乗り込むのだが、はずみで彼を殺してしまう。服だと思って持ち帰ったバッグにはコカインが詰まっており、クラレンスとアラバマは友人のいるハリウッドに向けて逃避行(ハネムーン)に出発する。

クラレンスが鏡に向かう時にはいつもエルビス(なんとヴァル・キルマー)が登場、彼にアドバイスをする。内なるもう一人のクラレンスの代弁者なのかもしれない。左のジッポーはエルビスの代表的なモデル(1990年製)。1987〜1990年にレギュラー・スリム計7種が発売され(生誕50周年記念)、2001〜02年にも計7種類が発売されている(2002年は没後25周年にあたる)。エルビスと言えばピンク・キャディラックだが、クラレンスの愛車は全塗っぽいパープルのキャディラック(デビル・コンバーティブル1969年モデル)だ(右はキャディラックのエンブレムがついたGMディーラーのジッポー。1969年製)。このキャディラックを駆って「ハネムーン」に出かけるのだ。

ハリウッドへ向かう前にクラレンスは父(デニス・ホッパー)の所へ立ち寄り事情を説明する。彼らが出発した後、今度は彼らとコカインを探すマフィアが訪れ父に行先を尋問・拷問する。死を決意したのか、彼は顔役のヴィンセンツォ(クリストファー・ウォーケン)にチェスター・フィールドを要求、ジッポーで最後の一服をしながらビンセンツォを侮辱するのだ。左はチェスター・フィールドの試作モデル(1991年製)。なおクラレンスの父以外にも、ヒモのドレクセル、マフィアの殺し屋(ジェームズ・ガンドルフィーニ)らがジッポーを愛用。後者がアラバマを殺害しようとする時にジッポーで弄ぶシーンもある。

なおブラッド・ピットはハリウッドの友人宅の居候フロイド役で登場するが、当初彼をクラレンス役にという話もあり、その視点でもう一度観てみると面白い。なお脚本はクエンティン・タランティーノだ。

「トゥルー・ロマンス」

1993年アメリカ、121分(本編)

DVD発売元 東芝デジタルフロンティア

\4,800(税抜)

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