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PULP FICTION

タランティーノの人気を不動のものにした作品といえばこの「パルプ・フィクション」 左写真は国内のLDプロモーション用に製作されたジッポーだ(1994年製)。前作「レザボア・ドッグス」同様、ジッポーの登場シーンは多い(最初のカットでいきなり登場)。特にヴィンセント(ジョン・トラボルタ)がオランダの手巻タバコ(ドラム)にジッポーで着火するシーンは印象深い (右はドラムのジッポー、1998年製)。彼のコートを着せられたミア(ユマ・サーマン)も、後にそのポケットからジッポーを取り出し着火、弄ぶシーンがある。ミアやボクサーのブッチ(ブルース・ウィリス)が吸っていたタバコ「レッド・アップル」はタランティーノの映画用に製作された"フィクション"である(ビッグ・かフナ・バーガーも同様)。なお劇場用ポスター(DVD写真)でミアが吸っているのはラッキー・ストライクの両切だ。

ヴィンセントとミアが訪れた"Jack Rabbit Slim's"は、1950年代の車(を改造したテーブル)やスター(のそっくりさん)で溢れたユーモラスなレストランだ。ジェームス・ディーン(激似)やマリリン・モンローらのそっくりさんがウェイター/ウェイトレスをしており、有名なモンローの「七年目の浮気」のシーンまで再現してくれる(左は1996年ヨーロッパ版)。その後あのツイスト・コンテストが始まるのだ。トラボルタがこの映画で見事な復活を遂げたことは言うまでもない。

さてヴィンセントの相棒であるジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)は、人を殺す前に必ず(旧約)聖書の一節を唱える(エゼキエル書25章17節)。このシーンを強烈にご記憶の方も多いだろう。 右はベトナム・ジッポーに多い(旧約)聖書詩篇23章4節から引用(一部改変)だが、これはフィクションならぬフェイク(彫り)である(1986年製だ)。ちなみに、ブッチは父のベトナムの戦友(クリストファー・ウォーケン)から父の形見である金時計を受け取るのだが(捕虜収容所で尻の穴に計7年隠したという曰く付き)、彼らはベトナムで陸軍のパイロットであった(左のインシグニアは陸軍パイロット・ウィング)。

「パルプ・フィクション」

1994年アメリカ、166分

DVD:発売元 東芝デジタルフロンティア

\4,800(税抜)

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