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CAPE FEAR

「ケープ・フィアー」の由来はノースキャロライナ州のケープ・フィアー・リバーである (グレゴリー・ペックの発案に因る)。「恐怖の岬」(邦題)は1962年に公開されたサスペンス映画の名作であるが、1991年にリメイクされ、より恐怖度・サイコ度を増した傑作「ケープ・フィアー」に仕上げられた。

「恐怖の岬」では、グレゴリー・ペックが弁護士サム・ボーデン、ロバート・ミッチャムが前科者のマックス・ケイディを演じる。サムの証言によって服役させられたマックスは、出所後 彼に執拗な復讐を企てる。刑務所で法律を学んだマックスは法を悪用し、法に触れない範囲で弁護士であるサムを精神的に追い詰めるのである。マックスは パナマ帽に いつも葉巻を銜えるシガー・アフィシオナド(葉巻愛煙家)だ(左は同名の雑誌のジッポー。1997年製)。

ケープ・フィアー」では、ニック・ノルティが弁護士サムを、ロバート・デ・ニーロがマックス・ケイディを演じる。マックスの背中には大きな天秤に見立てた十字架のタトゥーが彫られ、刑務所で独学した似非「法律家」として本物の法律家サムに挑む(左は「法律家」のジッポー。2002年製、AT WORKシリーズ・カタログ未掲載モデル)。マックスは「人間であることを思い出せる」葉巻を常に銜え、赤いオープンカー(1965年型マスタング・コンバーチブル)を乗りまわし(右は1990年製「60年代名車シリーズ」)、サムと彼の妻・娘に執拗なストーキングをする。サムが最も恐れているのが自分の妻・娘への暴行であることを、マックスは熟知しているのだ。

「ケープ・フィアー」で面白いのは、前作の主役がそれぞれ刑事弁護士(グレゴリー・ペック)、刑事(ロバート・ミッチャム)として出演し、敵・見方という点でそれぞれ逆の役回りを演じている点だ。「ケープ・フィアー」しか観られたことがない場合は、是非「恐怖の岬」も観ていただきたい。

なお、当店名「マックス・ケイディー」は私が法律を少し齧った葉巻愛煙家で、デニーロ・ファンであることから拝借させていただいた次第である。
 

「恐怖の岬」

1962年アメリカ、106分(本編)

DVD:発売元 ソニー・ピクチャーズ

\3,800(税抜)

 

「ケープ・フィアー」

1991年アメリカ、128分(本編)

DVD:発売元 ソニー・ピクチャーズ

\3,800(税抜)

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